ごろごろごろうの なまけものブログ

サラリーマンを「卒業した」なまけものの作者の、ゆるーーいブログ

こどもの求めるものはどこも同じ ー 授業資料から

こんにちわ。ごろごろごろうです。

大学の授業資料では、毎回、「ちょっと休憩」コーナーを設け、僕の異文化体験や海外の自然の様子、英語に対する思いなどを語っていました。

自分で言うのもなんですが、割と評判良かったです。

今回の話は、そんな「ちょっと休憩」コーナーで掲載した一つです。

 

====================================================

オーストラリアに住んでいた、小学6年生の頃の話です。

 ある日、友達と普通に話していたら、突然、

「”Get lost!”って日本語でなんていうんだ?(How do you say “get lost!” in Japanese?)」と聞いてきたので、

「なんで唐突に???」と不思議には思いましたが、

友達だったし、「『あっち行け』、だよ」と素直に答えました。

f:id:mainichigorogoroda:20210223111533p:plain

すると、「じゃあ、”Shut up”は?(Well, what’s “shut up”?)」と続けて聞かれたので、さらに不思議な感じはしたものの、

「『黙れ!』だよ」、ってやはり普通に教えました。

 

ただ、その時、なんか一抹のいやーーな予感はしましたが。

そして、その嫌な予感はその日の昼休みに的中しました。

 

その日の昼休みでした。当時のオーストラリアの小学校では、子どもたちのことを見守るために学校の先生が校庭を回るのですが、その日の昼休み、先程日本語を教えた友達が、事もあろうに、その先生の背後から、先生を指を指しながら、

 

「あっち行け!黙れ!」

とそれはそれはきれいな発音の日本語で先生に向けて大きな声を発していました。

先生はもちろん何を言っていたのかはわかっていません。(まあ、それが友達の魂胆だったわけですが)

 

ただ、何やら良からぬ言葉を言っているのは友達の表情や声から十分わかります。

で、たぶん、先生に理解のできない言葉を教えているとすればーーーー

 

学校中では、そう、僕しかいません。後で「変なこと教えるな!」と怒られました。(笑)

f:id:mainichigorogoroda:20210223113038p:plain

みなさん、日本語で日本語のわからない人の悪口を言うときは、笑顔でしましょう。そうすれば、恐らく、相手は褒めていると思うかも?