こんにちわ。
なまけものカウンセラーでお馴染みのごろごろごろうです。
今日はまず、本日のできごとをいつもより、少し詳細に伝えます。このブログのこれまでの内容と重なるからです。
それは、昨日、このブログを見てくれた知人からのメッセージから始まりました。その知人はかつて僕が勤めていた会社のアルバイトだったのですが、同じ時期にアルバイトだった別の女性が、昨年から15年ぶりに女優業を再開し、ミュージカル「ダンスレボリューション~ホントのワタシ~2019」に出演していると言う話で、しかも「実は明日(すなわち今日)で終わりだけど、行ってみる?」と勧めてくれました。正直、こういうお誘いはいつも「どーしよー」とか思って考えあぐねた挙げ句、結局行かないことがほとんどなのですが、今回ばかりはなぜか気づくと「行く!」と返信していました。多分、副題の~ホントのワタシ~に惹かれたんだと思います。
というわけで、本日、13時に築地に行って観てまいりました。
結果、本当に良かったです。
主演の女の子は佐藤妃星(きあら)という、AKB48の娘なので、(乃木坂46に限らず)坂道派の僕としては本当は言いたくないんですが(笑)、本当に良かった。変に舞台臭くなく、かと言って声も張っていて、表情も豊かで、心揺れる17歳の女の子をうまく演じていました。
もちろん、かつて僕が働いていた会社でバイトだった女性(石井澄代さん)も、セリフも歌も踊りもあって、脇役とはいえ、しっかり脇をはっていました。良かったよおおお!
そして、最後は正直、主人公の女の子の母親役のセリフにうるっと来てしまいました。
で、なぜ、これをブログにわざわざ書くかと言うと、ただの宣伝や自分日記のためではなく、内容が主人公の女の子の自分軸探しの夏休みの話で、まさにこのブログの内容と深く関係するからです。
随所に自分とは何か、あるいは、好きになるとは何か、あるいは、好きになったあとの葛藤、親や祖母の温かい応援など、自分軸探しにはなくてはならないセリフが散りばめられていて、いろいろと考えさせられました。
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前置きが長くなりましたが、しかし、今日話したいことの半分はこの作品の話なので、これでいいんです。
自分軸探しの旅。世間一般では「自分探しの旅」という言葉で言われていて、バックパッカーになってインドに行ったり、沖縄の民宿でバイトしたり、北海道で牧場体験したり、被災地でボランティアしたり、そんなことをイメージしますよね。
で、なんていうのかなぁ、周りはどちらかというと、冷めた目で見ている場合が多かったりするものです。(割と僕もそういう派でした。)
で、インドや沖縄で本当の自分が見つかればいいですし、仮に見つからなくても、「やっぱり我が家が一番ね!」ってお茶をすすりながらしみじみして(昭和のホームドラマ風)、本当の自分は実はここにあった、って感じるのもまた、良しだったりします。
でも、実はなーーんも得ないまま、帰ってきて周りにヤイの言われるのが嫌で「やっぱインドってさあ、すっげえや!」とか言って、どこかの本に書いてあったような感想しか頭に浮かばないような人も、なかにはいるかと思います。
あるいは、「自分探しの旅」に行く知人を逆に冷めた目で見てたはずなのに、実は心のなかで羨んでいるにも関わらず、周りに合わせて「あいつ、バカじゃねぇの」って言っている、逆側の人もいるかも知れません。
この2つの事例はまさに他人軸で考えている典型例ですね。
でも、仮に自分探しの旅で自分が見つからなくても、あるいは自分探しの旅に出る勇気が出なくても、きっと自分は見つかります。
それは、常に、自分のなかにあるから。
でも、それは、この舞台の主演の女の子のように、いろんな行動を起こさないとわかりません。(この舞台では、お母さんに「その腐ったドヨーンとした目、それでは人生無駄にする。なんとかしなさい!」と言われ、主人公の女の子がおばあちゃんに感化されながら、座禅とか、サッカー選手とか、カウンセラー(!!これ、自分探しのあるあるだったりするんで、少し恥ずかしかった)など、いろんなことを試します。)なぜなら頭で考えているだけではなく、行動を起こし、それが自分にとってワクワクすることなのか、心が踊るようなことなのか、それを一つ一つ試してみないとわからないから。
だから、一つ試したら、毎回、自分の心に問いかけてみてください。で、どんなちっちゃなことでも、ワクワクするようなことがあれば、心躍るようなことがあれば、ノートなりに書き込んで忘れないようにしましょう。
一方、試してみて、心躍るようなことがなく、ワクワクしないなら、それは止めて、次に行けばいい。で、どんどんいろんなことを試していく。
ま、これを心理学では解決志向アプローチとか言ったりしますが、この際、名前なんてどうでもいいんです。
とにかく、行動を起こして試してみなければ、駄目かどうかすらもわからない。
そして、僕自身が55歳で会社を辞めていろいろ試しているように、その行動(旅)を始めるのに年齢が遅いことは全くない。せっかくご両親からいただいた大切な自分の命です。いい意味で大切に生きましょうよ!本当に、いくつになったって遅くない。生きてさえいれば、いや、死ぬまで生きているわけですから、死ぬまで試してみましょうよ。(実はこの主人公のおばあさんは余命1年と宣告されたという設定ですが、「わたしゃ死ぬまで生きるよ!」って力強く女の子を励まします。)
ただ、当然、試すのは、若ければ若いほうがいいのは確かです。なぜなら、若ければ、年寄よりは一般的に多くの年数が残っているから。なので、仮にこのブログを読んでくださっている方に若い方がいて、この主人公の少女のように将来何したらいいのかわからないのなら、なんでも行動して挑戦してみてください。本当に何でも。思いつくものは片っ端から。で、いくらでも失敗して、そして挑戦して、ワクワクするもの、心躍るものを見つけてください。
とはいえ、おじさんだって負けないぞおおお!
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
明日は、少し趣向を変えて、「英語を話すことについて」語りたいと思います。
乞うご期待!