ごろごろごろうの なまけものブログ

サラリーマンを「卒業した」なまけものの作者の、ゆるーーいブログ

死にたいと思ったときは外を見よう ー コンサルタントの人生を楽しくするブログ

みなさん、大変お久しゅうございます。

ご無沙汰しており、大変申し訳ございません。でも、その間、飽きもせず訪れてくださり、本当にありがたい。

まあ、当然のことながら、あれからいろいろとありましたが、それはちょっとさておき。

 

で、いきなりの表題。

あるクライアントさんが希死念慮がひどく、どうしたらそこから抜けられるか、とても苦労していらっしゃったので、最近、別の方から人から聞いた話をもとに「死にたい」願望から抜けられるヒントに少しでもなれば、と思い、重い腰を上げてブログを更新します。

 

まず、自殺なんてするのは、恐らく、この広い地球上に数多いる生物の中で、人間だけだと思います。

僕は、サルが首吊ったとか、ライオンが崖から飛び降りたとか、カブトムシが猛スピードで木に飛んでいったとか、これまでの長い人生で聞いたことありません。

つまり、普通は、生きている限り、できるだけ生きていこう、と思うのが生物の本能だと思うんです。

そういう意味で、身体はどんな事があっても基本的に生きたい。でも、人間には心があって、その心が身体とは矛盾した願望を発するわけです。

この、心と体が違うメッセージを出す、ここ、割と重要なポイントです。

 

さて、そこを前提として、この間聞いた話。

ある女性の話です。その方は鬱で希死念慮がひどく、ある日、電車に飛び込もうと決心しました。そして、電車がホームに近づき、飛び込もうとした、その瞬間、ふと、振り返ると、その方向に立ち食いそば屋があり、数人の高校生が元気にそばをすすっていたそうです。それを見たその女性は、急に死ぬのがバカバカしくなり、飛び込むのをやめて、家に帰ったそうです。

また、別の女性の話で、やはり希死念慮がひどく、ある日、ビルから飛び降りようとそのビルに向かったら、そのビルの1階にコンビニが有りました。その方は死ぬ前にせめて美味しいプリンを食べようと思いたち、コンビニに入り、プリンを買いました。そしたら、そのコンビニのレジのバイトの若い女性が笑顔で「ありがとうございました。またお越しください」と言ったそうです。そしたら、死のうとしていたその女性はやはり急に死ぬのがバカバカしくなり、家に帰ったそうです。

 

これを聞いて、すごく思ったのは、立ち食いそばを食べている男子高校生も、笑顔であいさつをするバイトの女性も、死のうと思っている人を思い止めようという気持ちは微塵もなく、それどころか、いつもの、日常を送っていただけです。

つまり、死のうと思っている人って、恐らく、自分の気持にグーーーーーーっと入り込みすぎて、普通の日常すらも目に入らない、そういう状況にあるんだと思います。

 

でも、死のうと思っている人の周りにも、他の人間や生物と同じように時間が流れていて、その時間の中で、周りの人間や生物は日常を送っている、という事実があります。そして、心は死のうと思っていても、最後の瞬間まで、その人の心臓は動き、筋肉は伸縮し、血液は流れているわけです。つまり、人間だって生きたい。心がどうあれ、やはり生物である人間の身体は生きたい、と思っているわけです。

 

だから、どんな理由であれ、死のうと思っている方は、まず、振り返ってみてください。そして、その瞬間、その場所の空気、景色、人物、生物を観察し、耳を澄ませて、人の話し声や、鳥のさえずりや、車の音を聞く、その時の温度を感じ、風を感じてください。

その後、自分の心ではなく、自分の心臓、内臓、筋肉、血液の声を感じ取ってください。

 

きっと死ぬのがバカバカしくなります。

 

いじょです。

 

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