こんにちわ。
ごろごろごろうです。
久々の現地調査(と言っても監督してただけですが)が終わり、とてもすがすがしい気分です。もっとも、急斜面を登ったり、笹やぶ漕いだり、湿地の泥沼にハマって足が抜けられなくなったり、沢を渡渉したりで、日頃運動不足の私は筋肉痛バリバリですが。
でも、カタクリの花が咲いていたり、まだ硬かったですがタラの芽を発見したり、ふきのとうは既に花を咲かせていて、春が深くなってきているのを感じました。
そんななかで、改めて感じた、どんな仕事でも大切なことを2つ伝えたいと思います。
1つ目。
「事件は本社で起きてるんじゃない。現場で起きてるんだ!!」
ってことです。ま、言葉は借り物ですが、そこは気にしないで。
どんな仕事にも現場はあります。接客業ならお店。建設業なら工事現場。銀行業なら融資先。コンサル業ならそれぞれのプロジェクトごとの現場。
一方、どんな仕事にもデスクワークはあり、お客さんとの打合せや会議があります。
これらももちろん、大切な仕事です。残念なことに、偉い人ほど、現場から遠くなります。
でも、現場に出ると、いろんなことに気付かされます。例えば、お客さんのニーズ。お客さんが何を欲しているのかがわかります。売上伝票には見えない、様々なニーズ。例えば、ただ店員さんと会話したかっただけだったり、きれいな洋服を見たいだけだったり。そこに本当のお客さんのニーズがあることに気づくかもしれません。そういう具体的な気付きが例えなくても、現場の空気感や匂い、そういったものを感じるだけでも、いろいろなことがわかります。
本社でPCに向かっているだけでも、実は仕事ができます。僕はそう思いませんが、それが一番大事だと思っている人たちはいっぱいいます。
でも、やはり、現場を知っているかどうか、特に、現場の空気感を知っているかどうか、それだけで、レポートは生き生きとし、お客さんとの打合せでの説得力が、全然違ってきます。
事件は現場で起きてるんです。それを実感した今回の出張でした。
オフィスに固まってないで、ぜひ、足繁く現場に出てください。
2つ目は
「失敗を繰り返すことを恐れるな。でも、失敗にどう対応するかを学べ」
です。
良く、失敗すると、「二度と同じ失敗を繰り返さないようにします」とか言ってみたり、果ては上司に「失敗は一度目は許すけど、二度目は許さない」とか、言われます。
でも、失敗、って繰り返しちゃうんですよねぇ。
じゃ、失敗を繰り返さないようにどうするかと言うと、何もしなくなるんです。失敗することを恐れて。そうすると、前に進めなくなります。
「失敗から学ぶ」とか簡単に言いますけど、実は何をどのように学ぶかは誰も教えてくれない。じゃ、僕は、失敗から何を学ぶか。それは、「次に失敗しないためにどうするか」ではなく、「次に失敗した時にどのようにリカバリーするか」を学ぶんです。そうすると、失敗することを恐れなくなります。
今日も、実は現地写真をカメラからサーバーに移す際に、移したファイルを確認せずにカメラ側のファイルを全部消去してしまいました。でも、いくつか、移動していなかったファイルがあるのに、ファイル番号から気づきました。「あちゃぁ!やっちまった!」と一瞬、思ったんですが、以前、同じような失敗していたので、そこは慌てず騒がず、こそっと、フリーのデータリカバリーソフトをダウンロードし、カメラ側のSDカードをソフトにかけ、見事、何事もなかったかのように復活させました!!へへへ!どんなもんだい!!
僕は仕事上も人生上も、失敗ばかりしてました。それも同じ失敗もあれば、全然違う失敗もあり、本当にいろいろです。でも、いっぱい失敗してきたおかげで、こういう時はこう、ああいう時はああ、っていう、失敗のリカバリーソフトをいっぱい持っています。
仕事で大切なことは本当にこの2つだけだと僕は思います。
それだけ知っていれば、どんな人生も怖いものなしです。
ま、それは言いすぎかぁ。