こんにちわ。
なまけものカウンセラーでお馴染みのごろごろごろうです。
今日は久しぶりになーんもない1日でした。ただ、こういうな~んもない日はフリーランスにとっては誰とも喋らない日だったりします。だから、必要以上にレジのおばちゃんと話して、発声練習をしないと、ちょっと寂しかったりします。(ごめん、おばちゃん!)
さて、昨日の続きを話します。本日は2部構成となっております。最初に僕のライブの感想、特に僕が乃木坂はこうあるべき、と感じたライブのあるコーナーについて語り、次はなぜそう感じたか、乃木坂のことをあまり知らない人でもわかるように、その背景についてお話します。
なお、できるだけ今回で終えたいので、ちょっと長めですが、お許しください。
☆☆☆
僕がライブに参戦したのは、神宮ライブの初日でした。ライブで一番盛り上がるのは最終日ですが、さすがに最終日はチケットは取りづらいと考えていたので、初日にしたのですが、それでも知り合いには抽選に外れた方もいたようです。
前日にグッズの事前販売でTシャツやら推しメンタオルやらペンライト(サイリウム)やらを購入し、準備万端で当日を迎え、午後5時に席に向かい、人、人、人をかき分けてアリーナの自分の席を探すと....
なんと!中央ステージの最前列の席でした!!
他のライブはあまり知らないんですが、乃木坂の場合は厳正なる抽選の上、席が決まるので、本当に、本当にラッキーでした。
だから、彼女らを一人ひとりまさに間近に見ることができました。そりゃあ、もう、興奮ですよ!ただ、正直、あまりにも目の前にいるもんで、緊張してそれぞれの名前を叫ぶことは全くできませんでしたが。。。(照)
ライブ開始から、『夏のFree&Easy』『裸足でSummer』などの夏ソングでいきなりテンションをあげたあと、次いで3期4期のコーナーに入り、それぞれの歌を歌い、ユニットコーナーでは松村沙友理率いる「さゆりんご劇団」(ファン注:さゆりんご軍団ではない)の寸劇などがあって、次いで『インフルエンサー』『命は美しい』などの表題曲や『滑走路』『日常』のアンダー曲(ところで、『命は美しい』と『日常』の振付はかっこよくて好きなんだよなぁ)で盛り上がったあと、でした。
「そう、これ!これが僕の欲しかった乃木坂像なんだ!」ってなったのは。
齋藤飛鳥の「選抜、アンダー、1期、2期、3期融合!」の掛け声とともに巨大スクリーンに選抜、アンダー、1期、2期、3期それぞれの過去の姿が映り、そして、本当に、それぞれの区分に関係なく、3つのグループにわかれて、『あの日咄嗟に僕は嘘をついた』『ここにいる理由』『不等号』など、多くのファンが好きなアンダー曲を披露しました。
なぜ、これが僕の求めているの乃木坂像なのかは、次のセクションで。
で、その後、ドキュメンタリー映画「いつのまにか、ここにいる」のテーマ曲である、『僕のこと、知っている?』で今度は4期も含めた全員が期別にメインステージから中央を通り過ぎてフロントステージ(?正式名称がわからない)までランウェイを歩きながら歌い、最後は輪になって(この時、飛鳥が最後に来た4期を「おいで!おいで!」と手をふる姿がとても印象的でした)、彼女らの団結力を見ました。
その後、齋藤飛鳥のプロも顔負けのドラムを披露して終盤を迎え、アンコールの最後は定番の『乃木坂の詩』で会場と一体となって盛り上がってライブは終わりました!
本当に良かった!興奮した!何よりも楽しかった!
★★★
え?何が良かったかわからない?知らない曲ばかりだし、、、
そうですねぇ。ま、ここからが解説の部です。
と言っても、各曲の解説をするつもりはなく、ライブの中盤でこれが僕の乃木坂像だ!って思った理由だけ話しますね。
昨日の記事で彼女たちは揃いも揃って引っ込み思案で、かつ、だからこそ仲がいい、そこがファンにはとても魅力的だったりする、っていいましたが、それは、このグループ特有の制度に基づく彼女らのもつ様々な葛藤が見えたりするからこそ、さらにその「仲の良さ」の魅力が際立つ、というところがあります。
その一つが選抜制度です。これは、シングルが発売されていても、全体の18~22名程度しかその歌を歌うことが出来ない、というある種サディスティックな制度で、残されたメンバーはアンダーと呼ばれ、テレビなどの露出に極端に差が出ることになります。特に最近は選抜の常連化が進んでいて(個人的にはこれは運営側がメンバーをアンダーからあげられないというよりも、選抜から落とせないという思いがあるように思いますが)、なかなかアンダーから上がることが出来ない状況になっています。それでも、アンダーにはアンダー曲という曲が与えられたり、また、数年前からアンダーだけのライブ、通称アンダラと呼ばれるライブを行ったりして、徐々に活躍の場が多くなっています。また、伊藤純奈は舞台で、山崎玲奈はテレビで、という風に、アンダー常連であってもメンバー単体で活躍している娘も多くいます。が、そうは言っても、彼女らの間の格差がファンの間では見え隠れします。
もう一つは、彼女らの加入が数年ごとの募集に基づいており、加入当初の1期、2年後に加入した2期、その3年後に加入した3期、そして昨年12月に加入したばかりの4期と期別に別れていて、同期・先輩・後輩という、緩いとはいえ、上下関係があります。で、それぞれの期にはそれぞれの期特有の葛藤があると同時に、同期の間でも選抜組とアンダー組に別れていたりして、実はこういう葛藤の多い環境下で仲がいいのが不思議なくらいです。
実際、秋元真夏が学業専念から離れて活動再開してすぐに選抜の前の方の列に選ばれ、その影響で後列に回されたと思った西野七瀬が長い間秋元真夏を無視していて、1年後位にに西野七瀬がライブでファンの前で「真夏、おかえり!」と叫んでようやくわだかまりを溶いたのは有名な話です。
こういった、選抜・アンダー制度や期別の先輩後輩の間柄などがあるからこそ、グループに様々なドラマが生まれるのですが、彼女らはその障害を一つ一つ乗り越えたうえで、今の仲の良さがあります。
だからこそ、僕にとって、今回のライブの「選抜・アンダー・1期・2期・3期、融合!」のコーナーでそういう乃木坂全体の様々な関係を超えてグループ編成を組み、そして、敢えてそこでアンダー曲をみんなで歌った、そこに感動があったわけです。
乃木坂46は物語である、という話があります。グループとしての物語があり、選抜・アンダーの物語があり、期別の物語があり、メンバー一人ひとりの物語があり、そして、卒業後もその物語が続いていき、それらの物語が融合し、ゆったりとした雄大な流れとなっていく。
まさに、人生そのものです。
だからこそ、僕は彼女らを愛してやまないのです。
☆☆☆
そろそろこの辺にしますね。
次回は、心理の話に戻ります。「気分変調症?非定型うつ?双極性Ⅱ型?わたしはなんなの?」という題で、病名が様々なこの「うつ病」について語ります。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。