こんにちわ。
ごろごろごろうです。
会社の上司にあーだこーだと言われましたが、あらかじめ情報は入っていたので、昨晩、セルフノートにまずは怒り、それから愚痴を書いて、気持ちを落ち着かせてから、本日の面談で言うべきことを書いて声に出して練習したら、立板に水のごとく言葉が出て、少しホッとしました。
(ここから数行はめんどくさい説明なので、めんどくさい人は地図の下まで飛んでください)
僕は2回転職し、3社に就職してますが、その2社目がODAコンサルという、これまたニッチな分野をやってる会社でした。
ODAとは、政府開発援助のことで、平たく言えば、貧しい国々に日本が援助をすることをいいます。ODAコンサルとは、日本政府職員に代わり、相手国の事情を調査したり、政府職員を指導したり、場合によっては橋や道路などのインフラをつくる変わった人々のことをいいます。(だって、ほんとに変わってる人達が多いんだもん)
そんで、僕の入った会社は、ニッチなODAのなかでもさらにニッチな分野で、貧しい国の都市部ではなく、田舎のほうに水を与える援助、多くの場合井戸を掘るための調査、設計などを行っていました。
そんなこんなでマダガスカル編。マダガスカルって国、知ってますか?アフリカの下(南)の方の右(東)横っちょにある、大きな島です。
キツネザルや、アイアイなどの不思議なお猿さんのいる島です。
その島のさらに一番下(南)には乾燥地帯が広がり、村人たちは水を汲むのにめっちゃ困ってました。
基本はきったない沼や、わずかに流れる川に遠くから水を汲みに来てました。そのそばでヤギや牛が糞尿をするので、さらに汚くなります。
地下には地下水があるんですが、塩からくて、とても飲めません。
そこで、我々がどのあたりで地下水が塩辛くなくなるかを調査し、そこからこの辺りで一番大きな村のアンブブンベにその塩辛くなくなる場所からパイプでつなげるにはどうしたらいいか、を調べることになりました。調査チームは確か、9人くらいの日本人でできあがってましたが、そのリーダーが曲者で、パワハラ、というよりも何を言ってるのかさっぱりわからんタイプの人でした。
いませんか?周りにそういうおじさん。指示の内容が全く不明瞭で、しかも、朝令暮改。なにかと人のせいにする。
でも、不思議なもんで、そんなリーダーだからこそ、その他のメンバーは一致団結し、みんなでやる、という一体感が生まれたのを覚えてます。
ま、最後の最後の出張の時に、僕は高熱を出し、そのリーダーの判断ですぐに医者に行き、マラリアにかかっていることが判明して薬を飲んで事なきを得た、命の恩人でもあるので、あまり悪口は言えないんですが。
でも、一体感の生まれたチームは、強いもんで、やたらとハエが飛び交う事務所でみんなで黙々と仕事を一生懸命しましたよ!
一体感って大事ですよねぇ。